再録:2026年1月5日
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「どうした? 錦織ケイ!」 |
| 2017 8 -23 記 松岡 ユキオ 私は「昔のテニス少年」でしたが、今はテニスのトリコになって、更に燃えています ◇ ゴルフの松山英樹選手の「ひとこと」に心を惹かれたのは、「気持ちの持ち方」について、8月・ア メリカのオハイオ州であった男子プロゴルフの世界選手権シリーズで2位に5打差で優勝した時の言葉 だ。 先輩の姿勢から気づいたことは「あまり怒らないでやっている」。「期待しないでやろう」と肩の力 を抜いた。「ハイにならないようにしたら、うまくいった」と。素晴らしいメンタルコントロールで、 それにプラス謙虚な姿勢と地道な努力の大切さを語っていた。これだ、これ $203C
私は3年前に、「錦織ケイの快挙に思う」と題して、以下のように書いた。 「私にとって印象的なことは、小学校の卒業作文の「僕の夢」には『テニスで世界チャンピオンになる 』とはっきり宣言し、その後の夢の実現に大きく前進し、硬式テニス界にとどまらずスポーツ界に大き な歴史を刻んだことです。人並み以上の努力と英才教育で才能が開花し、「Kei の時代到来」であり4 強の世代交代の始まりです。」と。 ◇ しかし、いろいろな運動をしている誰もが感じていることは、「いつも順調にできないのがすごく当 たり前のこと」だ。 私も、万全な体調の維持ができていない、と感じることがあったり、筋肉や腱に違和感があったりし て、近くの整骨院に行って電気的なマッサージや針灸を受けることがある。平静な気持ちの維持につい ても、絶えず意識している。 ◇ このところの錦織選手は、5月のマドリードオープンで「右手首痛」で準々決勝を「棄権」。 6月末、ドイツのゲリー・ヴェバー・オープンで「左臀部」の腰付近を痛めて2回戦を「途中棄権」。 その後急ピッチで体調を整えて7月上旬のロンドンでのウインブルドンに臨むが、格下の19位のスペ インのバウティスタに敗退。ファーストサーブが入らず、ロングショットがオーバーミス、ブレークチ ャンスが何回あっても決めきれなく、ミスを先にしてしまう。 8月のシティーオープンでは225位の選手に紙一重で逆転勝ちした時、心と肉体のタフさを痛感し た。しかし、「肉体的な疲労とストレスが溜まっている」のだろう。ラケットをコートに叩きつける行 為は、もう見たくない。次の準決勝でスベレフに3-6、4-6で完敗してしまう。足でボールを蹴る 行為もあった。しかし、何が起きてもそれを冷静に受け入れて前に進むしかない。 8月上旬、カナダ・ロジャーズ・カップは格下に逆転負け・初戦敗退。凡ミスが多く粘り強さなく淡 泊で、いつもの錦織らしい躍動感が見られなかった。 ◇ どうしたのだろう? と気にしていたら、複数の専門家の診断で、右手の「尺側手根伸筋腱の断裂」 |