再録:2026年1月5日
東日本大震災リポート 通巻№29 ふたたび宮城県石巻市を訪ねて |
| 2016 11 -01 記 松岡 幸雄 10月22日(土)、まだ明けない早朝の1番電車で新所沢駅を出て、東北新幹線で仙台へ、そ
お風呂に入りに来た人、食事や買い物に来た人など、あらゆる年代の方々が多く来られます。店長 と一部の従業員までも集まってきました。我々の演技に足を止めさせ、楽しんでもらうためには、音 量や出し物の順、動き方など多くの工夫を織り交ぜています。30~50人の市民がにこやかな顔で 拍手をしていただけることは、最高にうれしいことです。演じた後に話しかけられることもよくあり ます。 「どこから来たの?」とか「話術がうまいわね」などのお褒めの言葉があったり「名刺をください 、いつか頼みたいので」との声もかかったりで、とても大きな自信になりました。私たちは「石巻を 笑顔でいっぱいに!」をテーマに掲げてこれからも活動を続けていきます。 ★ 命の大切さを育む教育を 10月末、仙台地方裁判所で判決がありました。その内容は、2011年3月11日の大津波によ って石巻市立大川小学校で児童と教職員84人もの犠牲者を出したのは、「学校側の過失である」と して市と宮城県に損害賠償を命ずる内容でした。私は2年半前に現地を見たとき即、「校庭の目の前 にある裏山に逃げることができた」と確信しましたので、この判決は全く妥当なものであり、5年以 上も争ってきた遺族の皆さんの思いは痛いほど理解できるだけに、とても嬉しく思いました。 しかし市・県の教育委員会・市議会も認め市長と知事は、この判決を不服として高等裁判所へ控訴 しました。この動きは、子どもの命を守るべき学校の使命に逆行しているので大きく報道されました 。驚きと怒りを感じたのは、私だけではないと思います。「謙虚で誠実に責任を認める勇気」を切望 しつつ今後の行方に注目しています。 |