再録:2026年1月5日
| ≪一寸庵閑話≫ ひとり旅はするものではなく創るものだ |
私の「ひとり旅」の師・ドイツ文学者 池内紀(さとし)さんが亡くなりました。『ひとり旅はするものではなく創るものだ』。この言葉にひかれ、「ひとり旅」を始めました。池内さんのご冥福を祈ります。
▼10月某日 40年ぶりに『別府鉄輪(かんなわ)温泉地獄めぐり』へ。海地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白地地獄をゆったりと足湯に浸かったり、温泉タマゴやアイスを食べて・・・。海地獄のひろびろとした空間が良かったですね。W杯ラグビーが大分であるので西欧からの旅人が多かったです。熱気にあてられたので、福岡天神行きの特急バスに乗って2時間ほど寝ました。『無理はしない、自己責任』ひとり旅の鉄則です。
BSで『イツァーク・パールマン』を見ました。イスラエル生まれ。幼少にポリオにかかり下半身が不自由になりますが、それを乗り越え世界的なバイオリニストに。彼の「ストラディバリウス」は1714年製で、ハイフェッツから譲られたものです。マルタ・アルゲリッチなどクラシックの名手だけでなくビリー・ジョエルらとも共演。『バイオリンが好きだから自分だけの音を出したい。』といいます。 ▼10月某日 大宰府へ。参拝してから大宰府の「梅が枝餅」をほおばりながら国立九州博物館の『三国志展』へ。上野・国立博物館では混雑していたので、福岡で観ようと決めていたのです。
▼10月某日 福岡市博物館の『侍展』へ。国宝が鎧で2点、太刀・刀・短刀で13点、重要文化財が68点展示され圧倒されました。最も長い159cmの太刀、上杉謙信・景勝所用の刀、秀吉愛用の短刀、信長が官兵衛に与えた刀など国宝の見事な刀身の光を見せていました。反りの曲線美、刃文、地金の美しさ、銘を彫った茎(なかご)など見てあきません。刀を横からではなく正面から見ると、その極限の美しさを感じます。2時間半たのしみました。
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