再録:2026年1月5日
| ≪一寸庵閑話≫ 「The ancient pond/ A frog leaps in/ The sound of the water」 古池や蛙飛びこむ水の音 |
▼コロナ禍の中、サークル『葵の会』では『万葉集』を昨年から読んでいます。 東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂 これから本歌取りしたのが 菜の花や月は東に日は西に 蕪村の俳句です。 画家でもあった蕪村の雄大な構図が伺えます。 柿本人麻呂は万葉集を代表する歌人で、万葉のおおらかさ、雄渾さを歌っています。 近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ もののふのやそ宇治川の網代木にいさよふ浪の行方知らずも
ancient は belonging to times that are long pastで、very oldの意味合いです。leap は jumpより大きく飛ぶイメージのようです。訳者によっては frogs や jumpedとしていますが、単数、現在形でしょうか。 新池や蛙飛びこむ音も無し 良寛
仙厓義梵(1750~1837)は、江戸時代の聖福寺の住職で、有名な『□△○』の墨絵や墨蹟があり、辞世の言葉は『死にとうない』で奔放な人生をおくりました。
福岡・地下鉄の祇園駅から歩いて数分で聖福寺へ。城山三郎の『落日燃ゆ』の主人公・広田弘毅の菩提寺です。 安国山聖福寺は日本最古の臨済宗の禅寺で、日本にお茶をもたらした栄西によって、開山されました。
今年の7月 蝉時雨の聖福寺でよき時間をすごしました。境内のベンチで冷たいお茶を飲みながら・・・。 安倍内閣、菅内閣は『言葉』をずっと破壊して来たことなど思いながら・・・。
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